田中みな実愛用のレッグウォーマー、社長も首をかしげる口コミで広がった理由
8月28日に発売された、ファッション雑誌『MORE』(集英社)10月号で、タレントの田中みな実(34)が、血行促進のために夏も冬も愛用していると紹介した、イオンドクターの「シルクレッグウォーマー(ベージュ)」(22,000円+税)が話題になりました。
足につけると温かくなるという「レッグウォーマー」ですが、温める仕組みを教えてください。
「生地の中側に、11種類の天然鉱物パウダーを吸着させた天然木綿わたが入っています。これが、つけた人の体温に反応して、いわゆる『ふくしゃ熱』としてはねかえってくることで、つけるだけで温かくなる仕組みになっています。また、わたの中にある空気層にも体温の熱がたまるので、温かさを保つことができます。
自分の体温からはね返ってきた熱で温めるので、じんわり温かく、カイロのように低温やけどをする心配もありません。温めて血行をよくし、冷えやむくみをとることを目的としています」(コメントは嶋田武史さん、以下同)
多くの有名人がメディアで紹介しているのですが、レッグウォーマーは、有名人を中心に口コミが広がっていったのでしょうか。
「レッグウォーマーは今から20年前に、医療現場で患者さんのケアを目的として作った商品です。そのため、有名な方に商品を配ったり、お金を出して派手な宣伝広告をしたくないという私の思いがあります。ですので、大変ありがたいお話ではあるのですが、田中みな実さんがどこでレッグウォーマーを知ってくださったのか、私としても気になっているところです」
てっきり、広告費にたくさんのお金をかけていると思っていました。
「いえいえ…。限られた人数で小規模に運営している企業の為、広告費や販売ルートの開拓にお金はかけられないんです。それよりも、イオンドクターの商品を必要としている現場で、効果を実感してもらい、病院の先生方と一つずつ効果の裏付けをとっていくほうが、意味があることだと考えています。
使用したことのない方に広告記事を書いてもらうよりも、使用した方と信頼関係を築いていくことが、より多くの方に知っていただくことになり、ご愛用者を増やすことにつながると確信しています」
足につけると体がポカポカして血行を促すというこの商品ですが、調べてみると、モデルのMAGGY(マギー)や美容家の石井美保さんなど、多くの有名人が愛用していることがわかります。
他にもバレエダンサーやアスリートなど、幅広い層が使用しており、この商品がどのようなものなのか気になります。ということで、製造販売元の株式会社ジェイ・エスの嶋田武史社長に話を聞いてきました。