スタジオ会社によって設定は様々ですが、撮影場所は自分たちで選ぶことができることがほとんどです。
ロケーション地の数や衣装点数によって料金設定は変動します。せっかくであれば、ふたりでよくデートした場所やプロポーズをしてもらった場所などで、ふたりらしい写真をおさめてみてはどうでしょうか。
フォトプロップス(撮影用小道具)を準備したり、愛車といっしょに撮影できたり…と和気あいあいとした雰囲気で自然な表情の写真を残せます。撮影した写真は、afterコロナで結婚式を行うことになった場合、お気に入りの写真を大きくプリントしてウェルカムボードとして使うこともできるのでおすすめです。
「結婚式はお金もかかるし、見世物みたいで恥ずかしい…」、「でも、親は結婚式を望んでいるし…」と、これまで結婚式を煩わしく思っていたカップルにとっては、結婚式のあるべき姿で行えるようになるのが、このコロナ禍におけるウェディングです。密を避けなければいけない状況はしばらく続きそうですからね。
本来、結婚式は家と家とのつながりを示す場であり、昨今のようなエンターテインメント性は、ほとんどありませんでした。Withコロナで披露宴を行うのであれば、少人数でのウェディングが増えます。
多くのゲストを招くことのしがらみや、堅苦しい挨拶などを避けたいと考えているカップルにとっては最も望ましいスタイルになっていきます。
家族と親しい友人数名だけを招いて、料理をいただきながらそれぞれのゲストと、ゆっくりと会話を楽しむ食事会スタイルが今後主流となっていくはずです。
新型コロナウィルスの影響で「結婚式の在り方」も見直されることとなったウェディング業界。コロナ禍の状況で、今後スタイルが変わっていくとしても「結婚式をしてよかった」と思うカップルが1組でも多くいることを望みます。
<文/長谷川真美>