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レジで店員に「ありがとう」と言ったらダメ?松坂桃李似の彼が激怒した瞬間

彼が買った掃除機を運ばされてドン引き

 そんなムードの中、急に彼が「家電量販店に寄りたい」と言ったため、2人は駅近くにあるお店へ。すると彼は菜摘さんのことなど一切気にせず、単独行動をしながら家電を吟味。結局、掃除機を購入し「これを置きに行きたいから家に寄ってもいい?」と尋ねてきました。  そこで2人は駅から15分ほどの距離にある、彼の家へ。しかし、歩き始めて1~2分ほど経つと、彼は「疲れたから、数分だけ掃除機を運んでほしい」と菜摘さんにお願い。菜摘さんがタクシーを呼ぼうかと提案するも「お金がもったいないからイヤだ」と拒否。結局、5分だけという条件で菜摘さんは掃除機を運んであげることに。  ところが、約束の5分を過ぎても彼は「体力が回復しない」「なんかしんどい」と理由をつけ、掃除機を運ぶのを拒否。重さが堪えてきたため、菜摘さんが「せめて休憩したい」と言い、掃除機を一度、地面に置くと彼は激怒。 「人のものなのに汚れるとか思わないのかと言われました。少し考えれば、分かることだろうとも。身勝手な言葉を聞いて、さすがに付き合いきれないと思いました」

「お前なんかとマッチしなければよかった!」と絶叫

怒る夫 そこで彼の声を無視し、掃除機を道路に放置。「もう帰るから、あとは自分で何とかして」と告げ、その場を去りました。すると彼は「お前なんかとマッチしなければよかった! みなさん、こいつは人の気持ちが分からない最低な女です」と絶叫。菜摘さんは住宅街に響き渡る声を背に、顔を隠しながら駅まで帰りました。 「人は言葉ではいくらでも優しく見せられるんだなって学んだ。見知らぬ人を簡単に“いい人認定”してはいけないんだなと思いました」  菜摘さんは彼との出会いを通し、人の言葉よりも行動に目を向けるようになったそう。彼女の体験談は、「本当の優しさ」をどう見極めるのか考えるきっかけになります。 <取材・文/古川諭香>
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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