イザワオフィス 志村けんさんの幻の番組を期間限定で公開
ザ・ドリフターズのメンバーが所属するイザワオフィス。新型コロナウイルスで3月に急逝した志村けんさんもこちらの事務所に在籍していました。
突然の訃報に誰もがショックを受ける中、イザワオフィスは1987年から93年までフジテレビで放送されていた『志村けんのだいじょうぶだぁ』を公式アーカイブとして公開。悲しみと不安に包まれた日本中に笑いを届けてくれたのです。
この番組はレギュラーだった田代まさしが覚せい剤取締法違反で捕まったこともあり、テレビで再放送の陽の目を見ることはないと言われていました。そんな昔のバラエティ番組がYouTubeという新しい媒体で復活できたことには大きな意味があると思います。
ただ、あらためて見てみると「これをよくゴールデンタイムでやってたな…」と感じるコントもしばしば。パイのパイ体操なんてもう絶対に無理でしょう!公開は2021年の7月までとなっているので、ぜひお見逃しなきよう。
ワタナベエデュケーショングループ ハライチ、ハナコや山田裕貴らのインタビュー
大手芸能事務所・ワタナベエンターテインメント。その直営の芸能スクールであるワタナベエデュケーショングループも、今年から公式チャンネルを立ち上げました。このスクールの卒業生を中心に、芸能界で活躍する面々が、今の仕事への考え方や当時の思い出を語るというインタビュー動画が人気コンテンツ。
あらためてその顔触れを見ると、ハライチやハナコといった芸人から、山田裕貴といった人気俳優まで、バラエティに富んだ顔触れです。他にも、城田優や中川翔子ら所属タレントによる白熱の講義の模様も公開。
動画の数はまだ多くはないものの、今後また新たな所属タレントがインタビューを受けてくれる可能性は大。志尊淳やLittle Glee Monsterにもぜひ登場してもらいたいです。
芸能事務所は所属タレントの一番良いところを知っているはずの存在。事務所主導で作られたコンテンツなら、これまでファンも知らなかった新しい魅力を映し出してくれることでしょう。今後、いろんな事務所にも広がっていって欲しいですね。
<文/もちづき千代子>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】もちづき千代子
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。インコと白子と酎ハイをこよなく愛している。Twitter:
@kyan__tama