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国会議員などの参加者を前にしたプレゼンテーションを終えたシオリーヌさんは、自身のツイッターや動画に寄せられたコメントも紹介しました。
ある女子高校生からは「
一度避妊に失敗して、何をすればいいか分からなくなり、彼氏と一緒にアフターピルを初めて使い、不安な日々を過ごした」と赤裸々な告白が。「自分の行為で相手や自分を傷付けたことで初めて身にしみた。学校での性教育では足りないと感じた部分もあり、知識がなければ相手を気遣えないし、間違った行動にも繋がる」と、シオリーヌさんの動画を通した思いが綴られていました。
また、大学生の女性からは「高校時代からシオリーヌさんの動画を拝見していて、他人に性の話をするとき、適切に言葉をえらび大切な話として伝えられるようになった」という感想が寄せられ、「
彼氏と一緒に避妊についてしっかりと話し合うことができた。重要性や妊娠の危険性をしっかり学び、おたがいに話し合えたし、自分の真剣さに彼氏も向き合ってくれたことで行為の時期や避妊グッズの割り勘についても話せた」との声が寄せられたといいます。
その後、国会議員や文部科学省の職員と共にディスカッションにも応じていたシオリーヌさんは、当日の感想として「政党の考え方によらず、新しいことを取り入れようとしてくれてる人たちはいると実感できました。今後もこのような機会があれば、私から実態を伝えるだけではなく、政治家の方々が何を考えているのかを知るためにも続けていきたいです。また、
改善策の実現の向けて動いてくれている国会議員の方々を私たちが応援して、選挙を通して支持することも大切だと感じました」と述べていました。
今回、国会へ向けて日本にある性教育の実態を伝えたシオリーヌさんの動画は、親子で性についての理解を深めるためにもきっと役立つはず。お子さんと一緒に、正しい知識を学ぶために参考にしてみてください。
<文/カネコシュウヘイ>