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ベテラン歌手、大人になってから発達障害に気づく「子供たちを見て自覚した」

 50歳を過ぎても変わらぬ美しさとバイタリティーで、ファンを魅了し続けるグウェン・ステファニー。今年10月には、かねてから交際していた人気カントリー歌手ブレイク・シェルトンとの婚約を正式に公表し、話題になったばかりだ。そんな公私ともに絶好調なグウェンが、ある障害を抱えていることがわかったと明かした。

子供たちが抱えている困難を知り、初めて自分の障害に気づいた

グウェン・ステファニー

グウェン・ステファニー

 元夫との間にキングストン君(14)、ズーマ君(12)、アポロ君(6)と3人の息子を持つグウェン。子供たち全員が読解力の困難を抱え、学習障害と診断されたことで初めて、自分自身の障害を「発見」したという。  グウェンは、Apple Musicのラジオ番組でこう語っている。 「子供を持って発見したことがいくつかあるの。その1つが失読症よ。誰もが何かしら問題を抱えているけど、私の場合はそれよ。私が抱えている多くの問題、自分がこれまで下した決断なども、失読症から生じているように思える。いま子供たちも同じような問題を抱えている。明らかに遺伝だわ」 「でも子供たちは、このことにより恩恵を受けているわ。彼らは素晴らしい学校、教師に恵まれている。それに恥ずかしがる必要なんてない。だって彼らは、自分たちの脳が異なった方法で機能してると理解しているから」

それは、他の人にはできない特別な能力

 学校に通っていたころは授業について行けず、「落ちこぼれ」だったというグウェン。当時を振り返り、次のように話している。 「私はいい子だったのよ。悪いことは何もしなかった。でも、誰もが理解できて当たり前という学校の枠に、自分自身をはめ込むのは本当に大変だった。私の脳はそんなふうに機能しなかったのよ。今でもそう。でも、きっとそれは違ったことでは役に立って、他の人にはできない特別な能力なのね
 またグウェンは、失読症があったことによって、ボーカルを務めるロックバンドで作曲したり、ステージで演奏したりすることができたのだと、今になって気づいたという。  知能や会話能力、また視覚・聴覚に異常がないにも関わらず、文字の読み書きや文章を読むのに困難を抱える失読症。学習障害のひとつで、脳の言語処理がスムーズに行えないことで症状がおこるとされている。  英語で「ディスレクシア」とも呼ばれる失読症は、ハリウッドスターのトム・クルーズが自ら公表したことで、一般的に知られるようになった。また、キアヌ・リーヴスジェニファー・アニストンオーランド・ブルームといったハリウッドを代表する人気俳優たちも、自身がディスクレシアであることを公表している。  さらに、『E.T.』『ジョーズ』『ジュラシック・パーク』など数々の大作を世に送り出し、“ハリウッドで最も成功している映画監督”とされているスティーブン・スピルバーグ監督も、ディスクレシアを告白しているうちの1人。もっと前にさかのぼれば、アメリカの発明家トーマス・エジソン、イタリアの芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチなどもディスクレシアだったとされている。  欧米では人口の約10%、日本では約5%程度の人に見られるという失読症。この障害を公表した有名人たちも色々と苦労はあったようだが、その後の活躍ぶりを見ると、グウェンが言っている通り「他の人にはできない特別な能力」というのも確かだろう。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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