二重あごの原因と解消法。簡単ヨガポーズでスッキリさせよう
ライター兼ヨガインストラクターの高木沙織です。人と会う機会が激減し、会えたとしてもマスクありきの対面です。このニューノーマルの暮らしのなかで鏡を見る回数が極端に少なくなったという人も多いのでは? だって顔、そんなに見えないし……。「もう何か月ものあいだ、自分の顔へ意識が向きにくくなっている」、私もそのひとり。
そして、年末年始をグータラ過ごし、久しぶりにまじまじと自分の顔を見て驚くのです。
「え? 私って二重あごだった?」、って。
表情筋をあまり使わなくなることで脂肪が増えたり、たるんだりしてできた二重あごには、表情筋エクササイズが有効でしょう。ですが、今回紹介するのは表情筋エクササイズではありません。
二重あごになるもう一つの原因は“むくみ”。首や肩のまわりに老廃物がたまりリンパの流れが悪くなると、フェイスラインのむくみとなって現れます。スマートフォンやパソコンを使うときの前傾姿勢も大きく関係してくるでしょう。
ここからは、首・肩のまわりをほぐすヨガのポーズとストレッチを紹介していきたいと思います。
(1)四つ這いになる
→手は肩幅、足は腰幅、肩の下に手首、股関節の下にひざをつく
→背中が平らになるようにヘソを引き上げる
(2)息を吸いながら骨盤を前傾させて背中を反らせ、目線を斜め上に向ける
→首筋を長く保つ
(3)息を吐きながら骨盤を後傾させて背中を丸め、ヘソを見るようにする
→頭を下にし、首のうしろの伸びを感じられるように
呼吸に合わせてゆっくりと、3~5回繰り返します。
(1)四つ這いになる
→ 手は肩幅、足は腰幅、肩の下に手首、股関節の下にひざをつく
→背中が平らになるようにヘソを引き上げる
(2)右手のひらを上に向けたら左脇の下をくぐらせ、右の肩・こめかみを床につける。
左手を頭上に伸ばし、呼吸を5回繰り返す
→首筋の伸び、肩まわりの可動域の広がりを感じながらキープ
(3)四つ這いに戻り、反対側も同様におこなう
首・肩のまわりをほぐして二重あごスッキリ
二重あご撃退ヨガ1「キャットアンドカウ」
二重あご撃退ヨガ2「針の糸通しのポーズ」
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