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21歳の愛猫にゃんちー。長生きの秘訣は「プラスの言葉を伝えること」

今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.47】 「猫には感謝の気持ちでいっぱい。私という人間は、猫エッセンスでできています」  そんな熱い猫愛を口にする中尾亜希さん(@nanonya.aki)は、「ねこミュニケーターnanonya.aki」として活躍中。21歳の愛猫にゃんちーちゃんや弟子的存在のにゃんつーちゃんと共に生きつつ、各地で猫の写真展を開くなど、猫まみれな日々を送っています。

猫暮らし歴37年の中で一番長生きの、にゃんちー

 にゃんちーちゃんは、ブリーダーさんから譲り受けた子。
にゃんちーちゃん

にゃんちーちゃん

 チンチラゴールデンの女の子を家族に迎えたくて探していたところ、タイミングよく、ペットショップにデビューする前に出会えました。  にゃんちーちゃんははっきりと意思表示をする、マイペースな女王様タイプ。しかし、その裏には中尾さんしか知らないかわいい裏の顔が。 「数時間ぶりに会うと、『んにゃーぁん!』と言いつつ、瞬きをしてキラキラした瞳で見つめてきてくれます」  これまで共に過ごしてきた中で一番印象深く残っているのは、結婚相手に対面させた時の態度。 「差し出された大好物のおやつを困惑した様子で拒否していました(笑)」  猫暮らし歴37年の中尾さんにとって、共に暮らした猫の中で一番長く生きてくれているにゃんちーちゃんは、かけがえのない存在。 image7「長生きの秘訣は食べることや、かわいいと言われるのが大好きなことなのではないかと」  ご褒美におやつが貰えることが嬉しくてお手やおかわりを覚えたり、モデルとして写真撮影を楽しんでくれたりする好奇心旺盛な姿に、中尾さんは日々癒されています。

100歳の愛猫には「好きなだけ生きてほしい」

 彼女は私にとって、人生の師匠でもある――。にゃんちーちゃんに対し、そう感じてもいる中尾さんは1日でも長く一緒にいられるよう、愛猫の気持ちを最優先する生活を送っています。 image6「何につけても、にゃんちーのペースやタイミングにできるだけ合わせています。あまり干渉しすぎないように心がけつつ、撫でながらかわいいね、ありがとねなどプラスの言葉を伝えています」  人間の年齢に換算すると、にゃんちーちゃんは100歳。現在は腎臓病や甲状腺の病気と付き合いながら、同居仲間であり、弟子でもあるにゃんつーちゃんと楽しい日々を送っています。 image9 そんな愛猫に中尾さんが日々、伝えているのは「好きなだけ生きていていいからね」という想い。 「もう充分すぎるくらい、頑張って病とお付き合いしてくれているので、命が尽きることはいつでもあり得るのだと心づもりをしています。ただ、一緒にいられる時間は少しでも長い方が嬉しいよとも伝えています」  長きにわたり、喜怒哀楽を共有してきたにゃんちーちゃんは、中尾さんにとって「愛猫」以上の存在です。
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幸せな猫を増やしたくて「ねこミュニケーター」に
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