大好きな猫のことを、より深く理解したい。そんな思いから、中尾さんはこれまでに愛玩動物飼養管理士やペットセーバーなど、様々な資格を取得してきました。
「世の中の猫がより幸せに生きられるようになって欲しいし、猫のことで人が困ったり揉めたりすることが減って欲しい。人と付き合うのは得意ではないけれど、資格で得たことが猫好きさんとのコミュニケーションのきっかけにもなればとも思いました」
中尾さんは猫をキーワードに思いを伝え合い、猫と人間がより良い関係性を築くための交流を「ねこミュニケーション」と名付け、自身は「ねこミュニケーター」として、人が繋がりあうきっかけを作っています。

その一環として開催しているのが、写真展「ねこめせん」シリーズ。会場内では幸せになった保護猫のストーリーや室内で暮らす楽しさなどを伝え、愛猫写真や自身が保護猫カフェで撮影した写真を展示してきました。

写真撮影時は、猫と暮らす方や猫好きさんが「こんな瞬間捉えられたら!」と思うような自然体でその子らしい様子を映せるよう、努力。猫の行動を予測しながら、その場の条件をできるかぎり活かした1枚を撮っています。

保護猫カフェで撮影した写真でチャリティーカレンダーを制作
「猫をキーワードに、人々がさまざまな思いを持ち寄り、混ざりあうことで、“今ここ”より少し先へ進むためにできそうなことが、うっすらとでも見えてくると思うんです」
「ねこめせん」は普段から猫の目線に立ってきた中尾さんだからこそ、実現できたイベント。

今後は、一生の家族との出会いにつながるような猫写真や猫との暮らしについてイメージが湧くような1枚、一緒に暮らしているからこそとらえられた愛猫写真なども展示していきたいと考えています。
「おうちでの生活の中でも、壁に飾っておきたくなるような写真が撮れるということも伝えていきたいです」

より多くの猫が幸せになれる社会を実現すべく奮闘する、中尾さん。彼女の写真には、笑って生きる猫たちの姿が写し出されています。
<取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>
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保護猫カフェで撮影した写真でチャリティーカレンダーを制作
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古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:
@yunc24291