最近話題の音声SNS「clubhouse クラブハウス」あなたはもう始めましたか？　 　今回は、このアプリの特徴である招待制という仕組みのせいで、不倫がバレてしまったという女性のエピソードをご紹介しましょう。 　酒井朝香さん（仮名・33歳・主婦）は、大学時代の同級生で元カレのKさん（33歳・会社員・独身）と不倫関係になり2年になります。 「昨年はコロナに感染しないようにと、なるべく会わないようにしていたのですが…今ではすっかりこの状態に慣れてきてしまって、彼の部屋や、テレワークしているビジネスホテルに遊びに行ったりして結構会っていますね」 　ちなみに朝香さんの夫（Hさん・34歳・不動産業）も大学時代の同級生で、Kさんとも元々友達だったんだとか。 「ですが夫は私と付き合い始めてから、元カレだったKの事を嫉妬心から嫌いだして、徐々に疎遠になっていったんですよ」 　そんなある日、いつものようにホテルで密会していた朝香さんはKさんから「clubhouse、もう始めてる？もしまだなら招待しようか？」と声をかけられました。 「でもネット記事やテレビで、clubhouseは誰から招待されたかが、ずっと表示され続けると聞いていたので『それはまずいよ、Hにバレたら大変だし遠慮しとく』と断ったんです」 　すると彼は「大丈夫だよ、俺のアカウント名“鯵の干物”（仮名）だし、アイコンは鯵（アジ）の干物の写真で、プロフィール欄空白だしバレっこないよ」とスマホ画面を見せてくれたそう。 「まぁ確かにこれならバレないだろうと思い、招待してもらう事にしたんです。実はすごくやってみたかったんですよ！clubhouse（笑）」 　数日後、夫のHさんから「最近流行ってるclubhouseって知ってる？」と言われてドキッとした朝香さん。 「ですが話を聞いてみたら、ただ夫が好きなプロレスラーの一人語りを聞いてみたいけど、誰も招待してくれないってだけでホッとしました」 　まだ招待枠を使っていなかった朝香さんは、夫を招待してあげる事に。 「Hは『すげぇ嬉しい！clubhouseってどうやってやるの？』と大興奮していました。でも案の定すぐに『ねぇ鯵の干物って誰？』と言い出したんです」 　朝香さんは涼しい顔で「あ、派遣社員やってた頃の女友達」と嘘をつきました。 「この時は絶対バレっこないと思っていたのですが…」 　さて、朝香さんに何が起こったのでしょうか？