
こんな面白いエピソードもありました。オンラインお見合いでスーツを着ていた男性に「自宅なのにきちんとしている」と女性が感動し、成婚に繋がったという話です。
「対面でのお見合いだとスーツを着ていることが当たり前に受け取られるのですが、
オンラインではプラス評価になる。…こんな例が、本当にたくさんあるんですよ」と須坂さん。
さらに、zoomを無料で使っている相談所とのお見合いでは「話せる時間が40分と限られているので、『もうちょっと話したかったな』と、次に会うことにOKを出す人も増えているという印象がありますね」。
いろんな面で、オンラインならではのメリットがあるようです。
前出のIBJでは、オンラインお見合いの「交際移行率」に関して、「お見合いから約半数が“仮交際”へ発展しており、オフラインで行った場合よりも20%高い状況だ」と発表しています。
※IBJ直営相談所にて2020年4月18日・19日に開催されたオンラインお見合い316件における交際移行率より算出。

IBJグループの年間成婚率組数推移より ※2020年 年間成婚組数9,732組の割合1.8%は、2020年の全婚姻数(人口動態統計令和2年速報・令和3年2月22日公表の人口動態統計速報)537,583組)に対する割合
先の須坂さんによると、婚活業界は生命の危機を感じると盛り上がる業界なんだとか。特に家族のありがたみを感じたり人恋しくなったりすると、婚活を始める人が増えるそう。
とはいえ、婚活業界に限らない成婚数を見てみると、2019年に59万9007件だった婚姻件数が、2020年は53万7,583件と下がっているのも事実(厚労省人口動態統計より※注:2020年データは令和3年2月22日公表の人口動態統計速報より)。
そんな中、オンラインお見合いは、新しい風を運んでいるのかもしれません。
―「
美活(今さら)始めました」―
<文・写真/にらさわあきこ>
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