「弊社で旦那さまの身辺調査をしたところ、旦那さまが女装をして知らない男性とホテルに入っていく写真がいくつか撮れました」
なんとTバックは夫の女装用だったとは、予想の上をいく展開です。

「この事実を奥様にお伝えしたところ、奥様は『証拠写真を見ないで、しばらく考えたい』とおっしゃりました。そしてその後、奥様から『
この秘密は、私一人で墓場まで持っていきます』と連絡がきたんです。夫婦の関係が壊れることはないから、今までどおり過ごすとおっしゃっていました。
奥様は、どうして肉体関係がないのだろうかとモヤモヤしていた部分が解消されて、スッキリしたとおっしゃっていました。やはり、自分が今後どうするか考えるためにも、事実を知る意味はあるのだなと思いました」

夫があやしいと思っても、探偵に調査をお願いするのはかなり勇気がいります。
「その気持ちはよくわかります。ただ、調査後にどのような道を選ぶにしても、一度プロに相談するのは無駄ではないと思います。
客観的で確実な証拠を私たちが集めますので、それをもとに、この後どうしたいのか・離婚するのか再構築するのかを冷静に考えてほしいです」
離婚してもしなくても、証拠は武器になる、と北川さんは言います
「人生において大事な決断だと思うので、結論は焦らないでほしいと思っています。再構築をするにしても、確実な証拠があれば、旦那さんと納得するまで話し合うことができます。離婚をする場合は、手元にある証拠を使ってどう戦っていくのか武器になります。
また、すぐに離婚をしないまでも、証拠として手元に残しておいて、今後の夫次第でどうするか考えると言う人もいました。信頼できるプロのパートナーと一緒に動くことで、武器は増えますし、心強い味方になってくれると思います」