熊谷真実、18歳年下夫と離婚。アラ還での別離はせつなすぎる
年齢って何かあると大きな山みたいに女心をつぶしにかかってくる
傷を傷のままにしておいたら進歩はない
とはいえ、“別れ”はいつやってくるかわからない。あれから2年、彼女は当時の傷を抱えてはいるが、傷自体が疼くことは減ったという。彼と、一回り年下の彼女は結婚し、子どもを育てながら仲良く暮らしているらしい。
「もし、これから恋愛したとしても、今度はアラ還で別れるのかと思うと、もう恋愛自体する勇気がないですね」
気持ちは痛いほどわかる。だが周囲の友人の中には未婚や離婚、夫と死に別れなどさまざまな状況の女性がいるという。
「中には、何度捨てられたっていいじゃない。恋愛するわよと張り切っている人もいます。見習わなくちゃとようやく思えるようにはなってきました」
傷を傷のままにしておいたら進歩はない。自ら動いて回復、新たに動き出さなければいけないと思うと、彼女はようやく笑顔を見せた。
<文/亀山早苗>
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フリーライター。著書に『くまモン力ー人を惹きつける愛と魅力の秘密』がある。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数。Twitter:@viofatalevio
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