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地域の自治会への加入を断ったら「ゴミ捨て場使うな」。嫌がらせが怖すぎた

挨拶しても無視された

夫の田舎 申込用紙は非加入の場合もそこに○をつけて提出することなっていたため、指定された公民館に備え付けられた専用ポストに投函。でも、それからというもの例の自治会役員2人からは路上ですれ違った際に挨拶をしても無視されるようになります。 「そのとき道には私たちしかいませんでしたし、気づかない聞こえないってことは絶対にありえない状況でした。何度かそういうことがあったので、向こうがそういうつもりならと私もそれからは挨拶することをやめました」  しかし、この話には続きがあります。なぜか「淳子さんが役員たちから挨拶されても無視した」という、完全に逆の話となって悪評が地域に流されていたのです。 「隣の奥さんから聞かされてビックリしました。まあ、事の経緯を説明したら付き合いのある転入組の奥さんたちは私のことを信じてくれたし、悪影響はほとんどなかったですけどね。無視するだけならまだ構わないですけど、こういう形でヘンな噂を流すなんて非常に陰湿だと感じました」

ゴミステーション利用禁止の圧力も

ゴミ ただし、自治体から「非加入世帯はゴミステーションの利用を認めない」との通達があったときはかなりあせったといいます。 「タチの悪い嫌がらせだと思いました。清掃は当番制で私も掃除していましたが、一応自治会が管理している形になっていたので向こうにも言い分があります。  そこでほかの非加入世帯の奥さんたちと話し合い、自治会の加入に関係なく利用できる新しいゴミステーションを設置してもらえるように町に頼んだです」  しばらくして認可が下り、以降はその場所にゴミを捨てているとのこと。それからは自治会からの横やりもなくなり、今はトラブルもないそうです。 「以前から住んでいる方でも個人的に仲良くなった同年代のママさんは増えたし、それなりに上手くやっています。年配住民の方とは相変わらず冷え切った関係ですけど(笑)」  自治会や町内会について引っ越し前にチェックする方は少ないと思いますが、トラブルを避けるためにも事前のリサーチはやっぱり必要なのかもしれませんね。 ―シリーズ「ご近所・ママ友とのトラブル」― 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ <文/トシタカマサ イラスト/カツオ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
トシタカマサ
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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