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“お金が戻ってくる保険”なら損しないのか?貯蓄型保険のカラクリ

「30年積み立てて10%増える」イメージ

 掛け捨てではない、貯蓄性もある。気になるのは、いくらぐらい戻るか。  さて、答えは? 解約返戻金のイメージ 最初に決めた払込終了まで、例えば65歳までの間にやめる場合は、特に当初の5年くらいはものすごく低いです。戻ってこないこともあります。  ただ、その後から少しずつ増えて大体3分の2くらいから4分の3は戻ってきます。  そして、65歳で払込が終わったと同時に、払った金額の1割くらいが増えるって感じです。その後、年齢が上がるに従ってほんの少しずつ戻ってくる金額は増えます。  つまり30年間の支払いが終わったあとからは、払った金額より少ないということはないけれど、30年で10%です。  35歳ではじめて、30年間は自由にならないお金にするのと引き換えにです。貯蓄性というには、あまりにも少ない感じもします。 

死ぬまで払う「終身払い」は、毎月の保険料がグッと安くなる

「ところで、この商品には毎月の支払い金額がうんとやすくなる終身払いというものもありましたよね」。 佐藤「はい、死ぬまで払い続けるという商品です」  さて「X保険」は、終身払いの場合はいくら払うことになるのでしょう?  35歳で加入の場合は、毎月1万2500円、45歳なら毎月1万6250円です。  つまり、35歳から毎年15万円。終身払いですから、亡くなるまで払い続けるわけです。この場合では、支払うお金が1000万円を超えるのは102歳の頃ですから、払ったお金よりは亡くなったあとに支払われるお金の方が多くはなりそうです。  45歳の人の場合は毎年19万5000円。こちらは1000万円を超えるのは96歳を過ぎたあと。  45歳で入った場合は、96歳より長生きしたら、1000万円もらうのに1000万円以上払わなくちゃいけないわけですけどね。でも、まあ払うお金よりももらうお金のほうが多くなる(=96歳までに亡くなる)ケースが一般的、と思ってよさそうですね。
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「貯蓄型」でも一部は掛け捨てている!
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