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“お金が戻ってくる保険”なら損しないのか?貯蓄型保険のカラクリ

税金が戻って来るのは、年に数千円~1万円とか

佐藤「でもですね、生命保険に加入しているわけですから、税制上のメリットはあります」 「どういうこと?」 佐藤「生命保険料控除というのがあって、毎年の掛け金が8万円までが計算され、所得税の一部が戻ってきます」 「8万円、保険にお金を払うと、8万円戻ってくるの?」 千円札佐藤「そんなわけないでしょう。給料のものすごく高い人で1万円とか戻ってきますよ。貯蓄性ということを考えるときには、生命保険だけで考えずに、この税金のメリットも考えておいたほうがいいです。ただし」 「何?」

結局、生命保険は途中でやめたら損をする

佐藤「35歳から30年間、どんなことがあろうとも、払い続けないといけないってのは大変ですよ」 「どういうこと」 佐藤「仕事を辞めるかもしれないし、給料を減らされたり、リストラにあったり、そういうことがあったとしても、ずーっと払い続けなくちゃいけません。途中で何かあって払えなくなったら、相当損をしますから」 「保険料(掛け金)を払えない=途中でやめることになるからね」 佐藤「そういうことです。まずは健康で長生きできるように、楽しく暮らしてください。保険は万が一の時にお金はもらえますが、お金だけです。保険に入ったから健康になれるわけではありませんから」 今回の保険の話はどうだったでしょうか? ほかにも、医療保険の話などいろいろありますが、そのうちまた。 【関連記事】⇒1000万円の保険が月々850円!? 目先の保険料の安さだけで保険を選ばないで <文/佐藤治彦>
佐藤治彦
経済評論家、ジャーナリスト。1961年、東京都生まれ。慶應義塾大学商学部卒業、東京大学社会情報研究所教育部修了。JPモルガン、チェースマンハッタン銀行ではデリバティブを担当。その後、企業コンサルタント、放送作家などを経て現職。著書に『年収300万~700万円 普通の人がケチらず貯まるお金の話』、『年収300万~700万円 普通の人が老後まで安心して暮らすためのお金の話』、『しあわせとお金の距離について』『急に仕事を失っても、1年間は困らない貯蓄術』など多数 twitter:@SatoHaruhiko
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