とはいえ、無料でイジって楽しめるネット上のコラ画像と違って、ヘン顔グッズはいくらリーズナブルでもそこまでの需要はない模様。

アメリカ人の友人たちに商品画像を見てもらったところ、「
やばい、ニコラスのジーザスとか笑える。でも要らないわ」「
誰か買うの?こんなの」「
気持ち悪い」などネガティブな意見が大半。
中には、「
自分では使いたくないけど、サプライズギフトなら買ってもいいかな。開けた時の反応を見るのが面白そう」という人もいましたが、サプライズギフト需要だけでどれほどの売上が見込めるのかは疑問です。

昨年末の『ヴァイス VICE』に掲載された「ヘンなクリスマスギフト特集」では、職場でニコラ・スケイジの顔写真入り枕をもらったという22歳会社員のコメントが紹介されていました。
「冗談で同僚に『ニコラスの顔グッズを買う』と言いまくっていたら、マネージャーがクリスマスの面白ギフトとしてくれました。前から好きですよ、ニコラス・ケイジ。彼がコラ画像でイジられて、いろんな商品に顔写真が使われているのを見ると、とにかく笑えます」
ネット上でのニコラスのヘン顔イジりはいつまで続くのか。定点観測を続けていきたいと思います。
Source:「
Indie Wire」「
Washington Post」「
WatchMojo.com」「
Vice」
<文/ 橘エコ>
橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。