「髪を濡らしてすぐシャンプー」はNG。0円でできる“2つの準備”で美髪に
「冗談抜きで髪が薄くなってきた」「これが恐怖の加齢臭なのか?」そんなアラフォー女性からのお悩み相談、増えています。
髪に悩める女子SPA!読者の皆様、こんにちは。毛髪診断士の元井里奈です。
まず、前回記事のおさらいから。皮脂の分泌が少ない大人女性は、シャンプーは毎日でなくても、2日に1回でもOKです。逆に、1日2回のシャンプーは洗い過ぎですので、やめましょう。洗うタイミングは夜がベストです。
【前回記事】⇒シャンプーは朝・夜どちらにすべき?洗髪の時間と回数をプロが教えます
その上で、以下の(1)~(8)のプロセスで行いましょう。
(1)ブラッシング
(2)予洗い
(3)シャンプーを手の平で泡立ててから頭皮につける
(4)洗う
(5)マッサージ(入れても入れなくてもOK)
(6)すすぎ
(7)トリートメント(コンディショナー・リンス)&すすぎ
(8)ドライ
今回は(1)ブラッシング と(2)予洗い について詳しく解説していきます!
頭を濡らす前に、頭皮と髪をブラッシングします。この目的は3つ。洗髪前に髪をブラッシングすることで髪の絡まりをとき、洗髪時に髪が絡まってダメージが発生することを防ぎます。頭皮をブラッシングすることで、毛穴まわりの汚れを浮かせ、洗い流しやすくします。
この時、普段の毛流れと反対の方向にも頭皮をブラッシングしましょう。
すると、毛穴が普段とは逆の方向に引っ張られ、心地よい刺激となります。頭皮の血行促進はもちろん、頭皮と顔は繋がっていますので、顔のタルミやシワ、くすみ対策にもなりますよ。これが3つめの裏目的です。
普段頭皮が凝り固まっている人は、この時軽い痛みを感じることや、血行促進によって頭部がゾワゾワと温まるような感覚がすることもあります。
髪は濡れた状態で傷みやすくなるため、摩擦が発生するブラッシングは、髪を濡らす前に行うのもポイントです。
薄毛や抜け毛、頭皮の悪臭という不安に直面すると、多くの方はまずシャンプーの変更や、育毛剤、頭皮美容液の利用を考えるようですが、ちょっと待った!
その前に見直すべき基本があります。それは正しい洗髪方法。洗い方次第でシャンプーのパフォーマンスは大きく変わりますので、新しくお金を使う前に、これを実践してみてください。
自分を髪オタクと称する私。髪の洗い方には深い考えがありますので、イヤというほどじっくりご説明していきますよ!
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