色んな資格を取ったのは、ニート時代の執行猶予だった
――大学に進まれて、短期留学もされてますね。

『ハチとパルマの物語』より
壇蜜「高校でいろんな先生のサポートを受けてなんとかやっていたのが、大学に入った途端にまた勉強がわからなくなりました。英米文学をなんとか卒業しましたが、定期試験も芳しくありませんでした。
短期留学に関してはカリキュラムに入っていて、全員行くのですが、私はそこで決定的に英語に対して向き合えないことがわかってしまった。ただ、海外の人に日本語を教えることには興味が沸いたので、日本語教員のカリキュラムのほうに若干シフトしていました」
――大学を出られてからも、いろんなキャリアを踏んだり、資格もたくさん取られています。
壇蜜「
そうでもしないと正気が保てなかったんですよ。今よりニートに対して風当たりがキツイ時代でしたから。資格取ってなんとかするんだとか、転職してなんとかするんだと、嘘でも言っておかないと」
――勉強している間は。
壇蜜「執行猶予です(笑)」