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“フツーっぽい芸人”が今ドラマで光る理由。『まめ夫』角田『着飾る恋』飯尾etc.

四千頭身、ハナコ……演技でも輝きそうな“フツメン”は?

 6月5日に放送された『コントが始まる』(日本テレビ系)で、お笑い第七世代の四千頭身・石橋遼大さんが、転職エージェント役として出演しました。演技はぎこちないながらも、“意識が高そうな新卒2、3年目くらいの若手社員”の雰囲気がぴったりだったと評判は上々です。
 平成ノブシコブシの徳井健太さんもムロツヨシさん主演の映画『マイ・ダディ』に医師役として出演が決まりましたが、公開されたキャストビジュアルでの医師の姿がかなりハマっており、期待度が高まります。  バラエティ番組『突破ファイル』(日本テレビ系、木曜19時~)内の再現ドラマでは、ハナコの菊田さんやかが屋の加賀さん、ジャングルポケットの太田さんなど、普通の存在感をもつ芸人さんの新鮮な演技を多く見ることができます。この番組の芸人さんたちの演技を見て、ドラマのオファーを検討するドラマ制作者もいるそうです。  もしかしたら、四千頭身・石橋さんのドラマ起用もこの番組がきっかけなのかもしれませんね。

錦鯉の渡辺隆さんにも期待

 演技力は未知数ですが、筆者は錦鯉の渡辺隆さんに今後期待しています。バラエティ番組に出演するたびに「チーフマネージャー」「ロケバスの運転手」「議員秘書」「捜査一課」「金儲けを覚えた元力士」などと例えられる彼。  それだけ多くの人に例えられると言うのは、今の芸人俳優に欠かせない「周りのどこかにいそう」な雰囲気が抜群にあるということです。今後の活躍が気になるところですね。 <文/小政りょう>
小政りょう
映画・テレビの制作会社等に出入りもするライター。趣味は陸上競技観戦
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