
縦棒がほとんど突き抜けていないのが特徴的
「者」「申」「大」「仕事」などの字を見ると、上に突き抜けるはずの縦棒がほとんど出ていません。「け」や「お」「す」などのひらがなもすべて縦棒の上部分が短いです。
このように縦棒の上部分の長さが短い人は、協調性が高い傾向があります。自己主張するよりも誰かの下で縁の下の力持ちをしている人が好きなタイプです。逆に、上に長く出す人はリーダーシップ力が強く仕切りたがりな人が多いです。
アナウンサーという仕事柄、仕切る場面が多くなるので上部が長くなりそうですが、周りの様子を観察してうまくまとめるという意味では、協調性の高さは重要な資質の一つ。仕事でも私生活でも、自分を主張せず、一歩引くことを意識しているのかもしれません。

最初の入りにひねりを入れるクセが少しある
習字を習っていた可能性もあるのですが、最初の入りにひねりを入れるクセが少しあるよう。特に「彼」「仕」「何」など、にんべんやぎょうにんべんの入りにひねりがあります。

「彼」の1画目の“ひねり”
すべての字ではないのでそこまで強さはないですが、起筆にひねりがある人は個性的な考え方や服装を好んだり、少し人と違う生き方をしたいと思ったりしがちです。外見や話し方にクセがある人も多いです。
若干字の大きさにも、大きい字と小さい字が混在していてバラつきがあり、この傾向からも波乱万丈を好むタイプかもしれません。
服装などはコンサバなイメージですが、実は内面ではかなりアップダウンの激しい人生を好んでいる可能性が。平凡な毎日や生き方では満足できないところがあるのかもしれません。