●特製ダレが決め手! 冷めても美味しい正統派の和風からあげ

JR秋葉原駅の昭和通り口を出て、徒歩5分ほどにある「からあげ家 奥州いわい・秋葉原本店」。からあげグランプリ・東日本しょうゆダレ部門で最高金賞を2回、金賞を4回受賞している実力店です。こちらは岩手県一関市室根町に拠点を置く株式会社オヤマが運営する店舗で、自社飼育した銘柄鶏・いわいどりを使用したからあげを味わえます。

奥州いわい「室根からあげ」
臭みがなく、うま味が強くてコクがあるのが特徴の肉で、おすすめは一番人気の「室根からあげ」(5個・450円)。もともとは室根町の直営店で販売されていたからあげですが、数年前から秋葉原の店舗でも販売を開始しました。味付けには濃口醤油とショウガ、すりおろし玉ねぎを使用し、ニンニク不使用なのがポイントです。
この室根からあげ、肉のうま味にショウガの爽やかな風味、醤油の香ばしさ、そして玉ねぎの甘みがフルーティーな味を演出しています。衣には馬鈴薯でん粉を使用しているそうで、これがシャリッという爽快な歯ざわり。それが骨伝導で耳に伝わってきて、これがまた心地いいんです。
室根からあげはお取り寄せも可能。自宅でのおかずやおつまみに加えてみるのもいいかもしれませんよ。

そして秋葉原の“ご当地からあげ”ともいうべき「アキバ唐揚げ」(5個・430円)は女性を中心に人気のひと品です。アキバの頭文字“AKB”と絡め、青のり(=A)、かつおだし(=K)、ブラックペッパー(=B)を使ったもので、磯の風味が口いっぱいに広がる、これまた爽やかな味わい。ムネ肉のからあげですが、しっとりとやわらかい食感がいい。ごはんのおかずにも、お酒のおつまみにもいけそうですが、スナック菓子のような印象もあり、おやつにも向いていますね。

もう一品、おすすめなのはムネ肉使用の「いわいゆずから」(5個・380円)です。ゆずのピリッとした辛味を感じられます。辛味といっても刺激的な辛さではなく、柑橘類のクールな辛さがのどから鼻を駆け抜けていくような爽やかさ。あっさりしたムネ肉と相性抜群です。