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ブリトニー・スピアーズ、支配的な父親からの自立求め裁判へ「私は奴隷ではない」

 2008年から成年後見人である父親の管理下に置かれているブリトニー・スピアーズ(39)。2019年から無期限で活動を休止し、ここ数年はSNSを通して自身の近況を発信しているが、その投稿を見たファンからは「何か悩んでいるのでは?」と心配の声が相次いでいる。そうした声に対し「私はハッピー」と言い続けてきたブリトニーだが、先日行われた審理で自身の成年後見人制度について初めて発言し、「自分の人生を取り戻したい」と切実に訴えた。

これまで全世界に嘘をついていた

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ブリトニー・スピアーズ

 成年後見人制度のもと、13年にわたり、仕事や財産を含めた生活全般を管理されてきたブリトニー。きっかけは、精神的な問題を抱え自身の管理ができなかった時期に、父親であるジェイミー・スピアーズが、娘に代わって財産を守る成年後見人に選ばれたことだった。  ジェイミーはこれまで後見人として、娘の資産や生活をコントロールし続けてきたが、ブリトニーはこれに強く反発し、父に管理される生活を早く終わらせたいと主張している。  その後見人制度をめぐる法廷審問が23日(水)に行われ、ブリトニーもリモートで出廷。用意したメモの文面を20分以上にわたって読み上げ、成年後見人制度の解除をあらためて訴えた。 「これまで、『私は大丈夫。私は幸せだ』と言って、全世界に対し嘘をついていました。現実から目を背け、自分は幸せなのだと思い込もうとしていたのです」 「でも、今日は真実をお伝えします。そう、私は幸せではありません。眠ることもできず、怒りに満ちています。こんな状況は狂っています。憂鬱で毎日泣いています」 「私はただ自分の人生を取り戻したい。もう13年です。もうたくさんです。この成年後見人制度を終わらせることが私の望みであり、夢なのです。この制度は私にとって百害あって一利なしです

子宮内避妊用具を入れられ、妊娠もできない

 また、この制度によって行動が制限され、自分が思うような生活ができていないことも明かした。  たとえば、2013年ごろからラスベガスで行ってきた定期公演。スケジュールがハードだったことから、休みがほしいとスタッフに伝えたが、聞き入れてもらえなかったという。その次の日には、担当セラピストがやって来て、躁うつ病の治療薬であるリチウムを処方。それが非常に強い薬であるため、本人は反発したが、ブリトニーに問題があると判断したセラピストが、強引に投与したという。  その結果、泥酔したときのような状態になり、立つことや話すことができなくなってしまい、自宅で6人の看護師に監視されながら、不自由な生活を送ることになったと明かしている。  また、元夫との間に2人の子供がいるブリトニーだが、現在交際中の恋人サム・アスガリと結婚し、子供を持つことも望んでいると打ち明けている。しかし、父ジェイミーやその関係者たちがそれを許可してくれないことも明らかにした。成年後見人である父とその取り巻きを“チーム”と表現したブリトニーには、つらい胸の内をこう明かした。
「結婚して子供をもてるようになりたいのです。けれども、成年後見人制度のもとでは、結婚や子供を望めないと言われています。IUD(子宮内避妊用具)が体の中にあるせいで、私は妊娠できません。チームが私にこれ以上子供を作って欲しくないのです

この制度は「本当に虐待的」と断罪

 成年後見人制度におかれた自身の状況を「虐待的」と語ったブリトニー。ジェイミーと関係者に対しては、こんな思いを打ち明けた。 「彼らは、受けたくもないセラピーを私に受けさせています。自分がしたくないことを、強制されるなんておかしいと思います。この成年後見人制度は、本当に虐待的であると私は考えます。自分の人生を生きていると感じません」 「裁判所の助けが必要です。私の父、事務所含めこの成年後見人制度に関わる人々は刑務所に入るべきです」  そして、「私は誰かの奴隷ではない」とまで言い切ったブリトニーは、今後についてこう語っている。 「私は人生を通し働きづめでした。2,3年くらい休みを取って、自分が望むことをしてもいいと思っています」 一方、今回のブリトニーの出廷を受けて、ジェイミーの弁護団はこう声明を発表している。 「苦しみ痛みの中にいる娘を気の毒に感じています。スピアーズ氏は自分の娘をとても愛しているのです」

「とにかく間違っている」元彼が支援を表明

 今回、後見人制度の解除を求めたブリトニーに、応援の声が続々寄せられている。マライア・キャリーらのセレブがSNSでサポートを次々と表明し、その中には、1999年から2002年に交際していたジャスティン・ティンバーレイク(40)も含まれている。
Bangshowbiz20210625

ジャスティン・ティンバーレイク

 元恋人であるブリトニーの実情を知ったジャスティンはツイートを連投。 「とにかく間違っている」と怒りをにじませつつ、この制度の終了を全面的に支持する考えを明らかにし、妻のジェシカ・ビールと共にブリトニーを支援することを表明した。 「良くも悪くも、自分の過去、それがどんなに過去の話であったとしても、彼女の状況はとにかく間違っている。どんな女性であっても自分の体に関する決断を制限されるべきではない」 「自分の意思に反して強要されることは絶対にあってはならない。自分が必死に努力して得てきたものに、許可がないとアクセスできないなんて、あってはならない」  審理が終わった後、インスタグラムを更新し、「今まで元気なふりしてごめんなさい」とファンに詫びたブリトニー。1日も早く、心の底から笑っている姿を見せてほしい。世界中のファンがそう望んでいるはずだ。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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