人気歌手の奇妙なインスタ、全身ヘナタトゥーや謎ダンスに心配の声
世界的人気歌手で、日本でも“ぶりちゃん“の愛称で親しまれているブリトニー・スピアーズ(38)。ここ最近、自身のインスタグラムに奇妙な写真や動画を連投していることに、ファンから心配の声が上がっている。ブリトニーのこうした奇行の背景には、自身の資産や生活をコントロールしている父親との関係に悩んでいるのではないか? との見方も出ている。
依存症から復活し、一度はカムバックを果たしたものの、昨年から再び活動休止しているブリトニー。最近では表立った音楽活動はしていないものの、インスタグラムを通して自身の近況を発信し、ファンとの交流を続けている。
そんなブリトニーのインスタ投稿に、いまファンがざわついている。ここ最近、激しくダンスしている動画や同じようなセルフィーを連投し、なんだか奇妙な動きを見せているからだ。
こうしたブリトニーの奇行の背景にあるとみられているのが、成年後見人を務める父親ジェイミー・スピアーズ(68)との関係だ。ブリトニーは過去10年以上にわたり、成年後見制度のもと、仕事や財産など生活全般を父ジェイミーにコントロールされてきた。
しかし昨年には、健康上の理由からジェイミーが成年後見人から身を引き、その後は長年のケアマネージャーであるジョディ・モンゴメリーが代役を務めてきた。間もなく、成年後見制度の適用期限を迎えるが、ブリトニーは父ジェイミーが自分の成年後見人に戻るのは「断固お断り」だとしている。
ブリトニーが裁判所に提出した書類には、現在代役を務めるモンゴメリーに引き続き成年後見人を依頼したいと記されている。また、芸能情報サイト『TMZ』によると、ブリトニーは自身の資産管理には資格を持つ受託者が務めて欲しいという意思を示しているという。かつては、弁護士のアンドリュー・ウォレットもブリトニーの資産運用の手助けをする管財人だったが、2019年5月に辞任。それ以降は、父ジェイミーが一人で資産管理を務めてきたが、今回それを拒否したかたちだ。
一方のジェイミーは、ブリトニーの成年後見人制度終了を願う「解放運動#FreeBritney」キャンペーンが巷で高まっていることについて、一笑に付していた。
「陰謀論を唱える人間は何もわかっていない。世界は理由を知らないんだ。カリフォルニアの裁判所が私の娘にとって何が最善かを決める。他の人間が出る幕じゃない」
そして、自分がブリトニーの資産を横領しているという噂について、こう語っていた。
「毎年裁判所に使った全ての金額を報告しないといけない。どうやって盗むことが出来るんだ?」
「付きまとわれたり、殺しの脅迫をうけたりした。恐ろしいよ。そんなファンはいらない。私は自分の娘を愛しているんだ。自分の子供全員をだ。私たちの問題でプライベートなことなんだ」
ファンから不安の声相次ぐインスタ投稿の中身
特に波紋を呼んだのが、先月投稿されたある写真とコメント。そこでは、全身に入れたヘナタトゥーの写真を披露し、「ヘナタトゥーに夢中なの!」「私は注目を集めたいのかもね」などと興奮気味にコメントしている。本人としては、いまハマっているヘナタトゥーについてハイテンションで投稿しただけかもしれないが、これに違和感を覚えたファンは少なくなかったという。 これまでにも精神的なバランスを崩し、奇行を繰り返してきただけに、ブリトニーの身を案じる声が相次いでいるが、なかには「インスタを通じて何かを訴えているのでは?」と考えている人も多いようだ。 いまも頻繁に更新されているインスタには、「あなたのことが心配」「無事だといいんだけど」「もし何か伝えたい秘密のメッセージがあるなら、合図としてバラの写真を投稿して」「ブリトニーを解放して!」などフォロワーから続々とメッセージが寄せられている。
Britney Spears showcases full-body henna tattoos in tiny bikini: 'I guess I’m demanding attention' https://t.co/ICNqFdqOp9 pic.twitter.com/Au6lH2hLBw
— Yahoo Entertainment (@YahooEnt) July 29, 2020
父に再び管理されるのは「お断り」
疑惑の目を向けられている父「私は自分の娘を愛している」
そもそも、ジェイミーが成年後見人を務めるようになったきっかけは、ブリトニーが一時、奇行を繰り返し、その精神状態が危ぶまれたためだった。生活全般や財産を守るための的確な判断ができない本人に代わり、父が成年後見人となって娘を守ってきたわけだが、昨年にはブリトニーが「父に無理やり入院させられた」と発言したことから、「解放運動」が活発化している。 ただ、兄のブライアン・スピアーズ(43)が「成年後見制度は家族にとって良いことだった」と発言したように、ブリトニーも自身の生活や財産を守ってくれたこの制度自体は評価しているといわれている。成年後見制度はよいが、親に管理されるのはこりごりといったところだろうか。ただ万が一、自分の意に沿わないような状況になれば、ブリトニーの精神状態がますます悪化しないか、非常に心配だ。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>Britney Spears is 'strongly opposed' to dad Jamie being sole conservator https://t.co/kBYvv5R1D3 pic.twitter.com/iqquMyYNY9
— Page Six (@PageSix) August 20, 2020