40代ママの再就職は難しい?「応募は大胆に」とプロが語る理由
目の前の条件だけにとらわれすぎないで
大鷲「いずれ子どもは大きくなります。当然子どもの母親ではありますが、その前に私たちも一人の人間であり、そこには自分の人生があります。やりたい仕事ではないし、キャリアが積めるわけではないけど、条件だけはバッチリという企業に転職しても、やはり自分の気持ちに違和感が残ると思います」
――条件がそろっていてもそれは辛いですね。
大鷲「子どもが成長して働く時間が増えていく中で、10年後・20年後にどういう自分でありたいのか、どう働きたいのかを考えることも大事だと思います」
大鷲さんによれば、地元や地方での就職を希望する場合は、ハローワークなど、地域の企業情報に強い行政支援との連携をすすめるなど、一人一人にあった転職活動を提言しているそうです。
取材を通して、目の前の生活だけではなく、10年後の自分がどうありたいのかを考えて転職活動をしていくことの大切さを実感します。
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<取材・文/瀧戸詠未>瀧戸詠未
大手教育系会社、出版社勤務を経てフリーランスライターに。教育系・エンタメ系の記事を中心に取材記事を執筆。X:@YlujuzJvzsLUwkB


