“結婚したら地獄”な男性の見抜き方。3000人の離婚相談をうけた弁護士が明かす
モラハラ男の特徴① 自分を正当化し、悪いことは人のせいにする
一方で、外面がよく、友人知人や職場の仲間たちにはそういう顔は見せないため、交際中の早い段階で気づくのは難しいところもあります。
一番手っ取り早いのは、一緒に食事に行った際に、店の従業員や帰りに利用したタクシー運転手に対する態度を観察することです。少しでもぞんざいな感じがしたら要注意! 明らかに理不尽な注文や失礼な態度を取っていた場合には、数年後の自分に対する態度と考えてほぼ間違いありません。
ただ、誰にでも、思わず自分を正当化して、つい他人のせいにしてしまうことってありますよね。その後、反省した態度が見えたり、素直に謝ってくるような場合はモラハラとまでは言えません。
注意すべきは、常に周りのせいにして、自分が悪いとは絶対に言わない人。そういう人には気をつけましょう。
今回は9つの傾向から1つ目を紹介しました。次回以降も、モラハラ男性の特徴を順にお伝えしていきます。
―シリーズ「結婚してはいけない男性の特徴」―
<文/後藤千絵>
後藤千絵(フェリーチェ法律事務所 弁護士)
2017年にスタッフ全員が女性であるフェリーチェ法律事務所設立。離婚・DV・慰謝料・財産分与・親権・養育費・面会交流・相続問題など、家族の事案をもっとも得意とする。なかでも、離婚は女性を中心に、年間300件、のべ3000人の相談に乗っている。


