精神科に入院する私に、母は「近所の人に…ねぇ」。うつ病への偏見は自分の中にも
偏見を正す世界的活動
時代も国も超えて問題になっているという精神医療に対する偏見。なるほど、精神を病むのは恥ずかしいと考えるのは、引いてはこうした考え方に加担しているのかもしれません。
とは言え、かわいそうな人だとあまり腫れ物に触るような扱いをされても辛いのですが。やはり“普通の人”として接してもらいたいと思ってしまいます。
実際に人に話してみたら
また、この記事を執筆するにあたって、担当編集者の方にも説明することになりましたが、実は精神疾患を抱えた人はこの業界にも多いらしく、私の現状に理解を示す温かいお言葉を頂くことに。嬉しくも拍子抜けしてしまったのです。
「うつ病は甘え」という考え方がまだまだ蔓延っていると聞きますが、案外社会は心を患う人に対して優しくなりつつあるのかもしれないと思ったのでした。
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<文/カンザキルリ子> 1
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