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不倫沼からぬけ出すきっかけは、髪を染めた私を見て言った彼の一言

髪型もカラーも変えて新鮮

 そんな時、長年通っている美容院に行った加奈子さん。 「『いつもと同じで』とオーダーすると、担当の美容師さんが『もうずっと同じスタイルだから、気分転換にイメチェンしてみませんか?』って提案してくれて」  なんだかもうSさんの言いなりになっているのも馬鹿らしくなってきた加奈子さんは、自分が心からしたいスタイルにしようと決めました。 「結局、美容師さんと相談しながら、緑色のインナーカラーの入ったボブスタイルにしたんですよ。鏡に映る自分の姿が新鮮で、新しい自分になれたような感じがしましたね」 インナーカラー 美容師さんからも、新しいヘアスタイルにしてからの方が表情が生き生きしてるねと言われて、ご満悦な加奈子さん。 「そしたらちょうどSからホテルへの誘いがきたので、このヘアスタイルを見たらなんて言うのかな?と思い、いつものホテルに向かったんです」

彼からの否定の言葉で目が覚めた

 すると加奈子さんの姿を見るなり表情が曇るSさん。 「『なんだよその不思議ちゃんみたいな髪型は…自分じゃオシャレのつもりなんだろうけど、男からしたら萎えるだけだから』と、ため息まじりに言われて、やっぱりねと思いました」  彼は全く加奈子さんの気持ちなど無視で、自分好みのお人形に仕立て上げて、興奮したいだけだと気づいたそう。 「初めての恋で何も見えなくなっていましたが、ようやくSは私の事なんて大切に思っていないし、むしろ私の個性とか邪魔に思っているんだと分かって。ようやく目が覚めたんですよ」  何も言わずに部屋から飛び出した加奈子さんは、電車に乗り込みLINEを開くと、Sさんをブロックしました。 「今まで不毛な時間を過ごして、もったいない事をしたなと後悔してます。奥さんやお子さんにも悪かったですし、これからはもっと自分をしっかり持って、私を丸ごと好きになってくれる男性を見つけたいと思います」 <文&イラスト/鈴木詩子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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