プレスリリースを見たとき、これはあくまでも一例だと思っていましたが、本当にこれがすべてでした。サイズのバリエーションもないので、悩む余地もありません。私が注文したのは、数量限定のゲイシャ種ハンドドリップコーヒーとバタークッキー。
銀座ウエスト バタークッキーは2枚入り
さまざまなフレーバーのドリンク、サイズやカスタマイズが身近に感じられるようになった今、このシンプル過ぎるメニューの洗練感や潔さは、目からウロコの感覚でした。
冷静に考えてみると、このユニクロコーヒーが目指しているのは、「主役はあくまでも衣類などの買い物。買い物を快適に楽しみながら、ほどよい癒やしを提供すること。ここでの体験を通して“銀座”を感じること。ユニクロ銀座に来た記憶を素敵に印象づけること」なのでしょう。
「5分ほどお待ち下さい」と言われ、目の前で丁寧にハンドドリップコーヒーを淹れてくれる
コーヒーを待つ間にカフェスペースを見渡すと、客席は4席のみ。テーブルや椅子は長居したくなるようなものは置かれておらず、テイクアウトがメインになっています。
店内は内装や家具まで一貫してシンプルにまとめられている