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熊田曜子、夫の両親を110番通報。破局後も義両親とモメた、妻たちの嘆き

「私が死んだら、あなた離婚を思いとどまってくれる?」

着物バトン ミサキさんは、日に日に離婚の意志が固くなっていった。何度目かの調停が終わった日、帰宅するとすぐ義母がいきなりやってきた。 「玄関に入るなり、土下座したんです。『私のことが嫌いでもいいから、離婚はしないで』と。そういうことはしないでください、困りますと言っても玄関で土下座している。異常ですよ。  立たせようとしたら、『ミサキさん、わかったわ。私が死んだら、あなた離婚を思いとどまってくれる? 私が死ねばいいのよね』と言い出して。あわてて義父に電話をかけて迎えに来てもらいました」  調停中は弁護士はいらないと思っていたのだが、ミサキさんは考えを変えた。今は義母のことも含めて弁護士に相談に乗ってもらっている。 「夫婦のことに親は口を出さないでほしいですよね。ただでさえ調停で憂鬱なのに、義母のことがあってさらに気分が落ち込みがちです」  義父母との距離感は、結婚がうまくいっていようといまいと女性にとって頭痛の種になりがちなのかもしれない。 【他の記事を読む】⇒シリーズ「亀山早苗の不倫時評」の一覧はこちらへどうぞ <文/亀山早苗> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
亀山早苗
フリーライター。著書に『くまモン力ー人を惹きつける愛と魅力の秘密』がある。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数。Twitter:@viofatalevio
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