舌の老化防止には、「音読と早口ことば」が効果的と本書。私の個人的見解ですが、歌手やアナウンサーの方々って、若々しい方が多いですよね。常に口元を駆使し、笑顔を意識しているからだと思いませんか。

そこで「音読と早口ことば」の登場です。その理由が、「
空気を振動させて音を発するのは声帯の役割ですが、ことばにまで形づくるのは、口全体の役割」。そうです、マスク生活で会話が減った昨今、舌や口元の筋肉が衰えるのは無理もないこと。
だからこそ、おひとり様でできる「音読と早口ことば」が功を奏するのです。声を出して読む音読と、言い難いことばの羅列である早口ことばを組み合わせれば、最強の舌トレになること、間違いなしなのですよ。
初級編と難易度高めの2種類、ぜひ挑戦してください。
「かてぃるとぅとぅるてぃか」×3 (難度★☆☆)

©小顔音読
冒頭で紹介した早口ことば、実はこれでも難易度1だったのです。私も鏡の前でやりましたが、口元を縦横無尽に動かさねばならず、けっこう疲れます。「かてぃる」で口を横に広げ、「とぅとぅ」で素早く口をすぼめ、「るてぃか」でまた口を横に広げるという反復運動です。3回ではもの足りず、数回繰り返しましたが、頬が痛くなりました。舌トレついでに顔トレにもなります。