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うるさい母・姑・上司を、うまくかわす無敵のセリフ

子どもが騒いで、周りにとがめられたら

幼い子どもが少し騒いだくらいで、目くじら立てる年配の人にも、「子どもがお気に障りましたか? ごめんなさい」と声をかければいい。「うるさくして、すみません」と謝ったら、子どもを叱らなくちゃならなくなる。いくら叱っても、いっこうに心に響かない子なら、世間体で叱るのもありだろうけど、普段おとなしい子が、嬉しくて少しはしゃいだくらい、おおらかに見守ってあげたいときもあるでしょう。

「心にだけ謝る」で人生がめちゃ楽になる

私は、会うたびに「太った?」と聞いてくる親戚のおばさんにも、あるとき、「気に障ります?ごめんなさいね」と謝ってあげた。「いえいえ、そんなつもりじゃないのよ」 と、どぎまぎした彼女は、次からは言わなくなった。 子どもが一人しかいないので、一時期、「一人っ子にしちゃう気? さっさと次をつくらないとたいへんよ」と言われ続けたこともあって、そのときも「ご心配かけて、すみません」とにっこりすれば、その話題は、そこで終わる。 相手の心にだけ謝る。人生がめちゃ楽になる。覚えておいたほうがいい。 <文/黒川伊保子>
黒川伊保子
(株)感性リサーチ代表取締役社長。1959年生まれ、奈良女子大学理学部物理学科卒業。コンピューターメーカーでAI(人工知能)開発に従事、2003年現職。『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』がベストセラーに。近著に『息子のトリセツ』『母のトリセツ
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