「ガラガラ」や「ガラポン」と呼ぶ人が多い、福引などで回す多角形の箱の正式名称は「
新井式回転抽選器(あらいしきかいてんちゅうせんき)」と言います。
この機械は1929年に東京で帽子屋を営んでいた新井卓也さんが、お客さんに抽選サービスを行うために開発しました。
その後、「東京抽籤器研究所」の専売特許になりましたが、現在はその特許権はすでに切れていて、様々なメーカーのものが販売されています。価格を調べてみると、よくある木製のものは1万~5万くらいが相場と意外にも高級品のよう。
販売促進の一環として年末年始に抽選会を行う商店街やショッピングセンターも多いですよね。なかなか当たらないと分かっていても、ハンドルを握って回す瞬間はワクワクしてしまうものです。
どこかで抽選会に遭遇したら「新井式回転抽選器だ!」と思い出してみてくださいね。
<文/女子SPA!編集部>