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「しつこい…」宗教の二世信者が脱会を決めた、ある信者の“一言”

一度離れてしまった気持ちは戻らず…

 その間もAさんから集会への参加を促された理沙さん。しかし、一度離れてしまった気持ちを戻すことはできず、集会への参加はますます頻度が下がっていったそうです。それと同時に熱心すぎるAさんに対しても疎ましいと思う気持ちが出てきました。  そして、「この世の終わりが来る」「信者以外と恋愛禁止」といった教えにも疑問を持つようになり、理沙さんは大学卒業を機に脱退を決意します。  その後、理沙さんが引っ越し先でも教理を学ぶものだと思いこんだAさんは、引っ越し先の近くに住んでいる信者の女性に理沙さんのことを紹介したそうです。 「引っ越ししてすぐ、紹介を受けた女性が自宅に来ましたが、インターホン越しにその人の話を聞くだけ聞いて集会には一切行きませんでした。彼女は何度か訪ねてきましたが、すべてスルーし2年くらいたってようやく来なくなりましたね」

「もう戻るつもりはありません」ときっぱり

電話 それから3年後くらいにAさんから久しぶりに電話がかかってきました。 「既にAさんの電話番号を削除していたので、誰からかわからないまま電話に出たらAさんだったのでびっくり。もうそのころには別のアパートに引っ越していたので、『今自分がどこにいるか教えたくないし、もう教団に戻るつもりはありません』と伝えて、きっぱりさよならできました」  Aさんの度を越えた熱意がきっかけで脱会した理沙さん。「勉強会もなく、集会もなく、自由な時間を満喫できる今の方がはるかに楽しい」と明るく語ってくれました。 【他の回を読む】⇒シリーズ「私の周りの迷惑○○」の一覧はこちらへ <取材・文/林加奈 イラスト/朝倉千夏>
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