ダマされた!韓国アイドルのCDを200枚買ったら、届いたのは1枚
アイドルに“推し”がいるという人は多いと思います。推しの存在は日々の仕事の疲れを癒してくれたり、推しがいるから頑張れたりと生活に潤いを与えてくれるものです。「推しに貢ぐために働いている!」なんて言う人もいますが、今回は貢ぎすぎて痛い目にあった方を紹介します。
都内でOLをしているサチさん(仮名・30歳)は、5年ほど前からK-POPにはまっていました。日本でもK-POPは有名ですが、韓国には日本デビューを果たしていないアイドルも多く、サチさんは特にマイナーな結成したてのアイドルを推していたそうです。
「当時、『HALO』っていうグループを推していて、全員がかっこいいってわけじゃないんですけど、初々しくて応援したくなるんですよ。母性本能をくすぐられるというかなんというか…」
日本デビューはしていないので本国ツアーがメインで、サチさんは毎公演を見るべく給料のほとんどをつぎ込んでいたそう。最低でも月に一回は韓国遠征をしていたため、遠征費を出すためになんと都内のアパートを引き払い、埼玉の実家から会社通いを決意したそうです。恐るべき気合の入り方です。
ある時の韓国遠征でファンクラブミーティングに参加したサチさん。もちろん周りは韓国人ばかりで、あまりファンの輪に入っていけなかったそう。すると、日本語が少し話せる韓国人女性が日本人であるサチさんに気づき話しかけてきたそうで、そこで二人は意気投合しました。
「『HALO』の情報はネットだけの収集には限界があったんです。ショッピングモールとかでライブをしていたときとかあったんですけど、そこまでの情報は出回らなかったんです。でも彼女が定期的に連絡してくれて、本当に助かっていました。韓国語で年上のお姉さんのことをオンニって呼ぶ慣習があるんですけど、私もそれにならってオンニと呼んでいましたね」