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年齢詐称で地方ミスコンを回るアラサーの野望

毎年、大学や企業主催のコンテストなどさまざまな場所で誕生しているミスたち。コンテスト優勝者からアナウンサーや売れっ子モデルが輩出される一方で、人知れずひっそりと野に下った元ミスたちがいる。スポットライトから外れた彼女たちは今、どうしているのか? ミスコンで人生をこじらせた美女に、密着!

入選テクニックも身に付けたけれど……



 伊豆大島、秋田、長野……etc. 日本全国をミスコン出場のために駆けずり回っているのは木原洵子さん(仮名・31歳)だ。これまで十数回挑戦し入賞5回を数えるが、いまだにグランプリ受賞はない。

「書類審査や1次で落ちるなら諦めがつくけれど、入選やファイナリストに入れてしまうから、余計に悔しいんです。次はイケるんじゃないかって期待しちゃう」

 彼女がそれほどまでミスコンに固執する理由とは、何なのか?

「私、昔はものすごいいじめられっ子だったんです。だからまずはミスコンで優勝して、芸能界に入る。そして国民的大女優になって、私をいじめた連中を見返してやりたいんです! 地方のミスコンは倍率も低いから狙い目かなって」

 ちなみに彼女は都内在住。国民的女優を目指すわりに倍率を気にするとは少々セコい気もするが……。ただ、出場回数を重ねるうちに、入賞するためのテクニックも蓄積されてきたという。

「スピーチでわざと少し嚙んで、素人っぽさを演じるのがコツですね。同じコンテストでも、2回までは出られます。以前、3年連続で応募したら、それまでは通っていた書類審査で落とされたので……。それに私は今年31歳ですが、地方のミスコンは身分証提示をすることが少ないので、年齢もごまかせます」。

 実はあらかじめ入賞者が決まっているコンテストもあるので、ミスコン専用ネット掲示板で噂をチェックしたり、「出来レースかどうかを見抜くには、控室で聞き耳を立てることも大事」なのだとか。

「私は結婚願望もないので、『結婚したい』と言っていた彼氏とは別れました。両親にも反対されていますが、これからも日本全国、どのミスコンでも行きます」

 彼女の辞書に諦めの文字はない。

<PHOTO/Николай Григорьев>
― 元ミスコン美女の悲しき末路【2】 ―




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