炎上騒動のハリポタ作者、住所をネットでさらされる。殺害予告の被害も
世界的ヒットを記録した「ハリー・ポッター」シリーズの映画公開から20周年。様々な記念イベントが盛り上がりを見せるなか、シリーズの著者であるJ・K・ローリングが、自宅住所をネット上でさらされる嫌がらせを受けたことを公表した。さらに、これまで多数の殺害予告を受けていたことも明らかにした。
今月22日(現地時間)にツイッターを連投したローリングは、個人情報を本人の同意なしにインターネット上にさらす行為「ドキシング」被害にあったことを公表。活動家を自称する3人の人物によって、自宅住所をSNSで公開されたことを明らかにした。
「先週金曜日、家族と住むわが家の住所が、3人の“自称”活動家によりツイッターに投稿された。私の家の前で、住所が見えるように注意深く立ち、写真を撮っていた」
「この画像をツイッター・サポートに報告してくれた全ての人に、心から感謝の気持ちを表したい。あなた方の思いやりと良識が、私の家族と私にとって大きな違いをもたらした」
また、「スコットランド警察のサポートと支援にも感謝している」としたうえで、この画像をリツイートした人々に削除を求めた。
ローリングはさらに、3人に対し、「私はこれまで、家中の壁に貼れるほど多くの殺害予告を受けてきたけれど、発言することを止めたことはない。その事実を知っておくべき」と警告。度重なる脅迫被害を受けてきたことを明らかにしたうえで、今回の嫌がらせにも屈しないと断言した。
続いて、「もしかしたら、あなたたちの運動が、女性に対する脅威ではないと証明する一番良い方法は、私達のストーカーになったり、嫌がらせをしたり、脅迫しないことではないかしら」と投稿。住所が公開されたことで、自身や家族が危険にさらされたことも明かした。
事態を重く見た警察は、捜査を開始。同時に、3人のアカウントは閉鎖された。
自宅の前で3人の活動家が写真を撮っていた
Last Friday, my family’s address was posted on Twitter by three activist actors who took pictures of themselves in front of our house, carefully positioning themselves to ensure that our address was visible. 1/8
— J.K. Rowling (@jk_rowling) November 22, 2021
多くの殺害予告を受けてきた
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