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夫の実家で正月、のち離婚「今思えば酒が原因だったのかも…」

大量の甘酒責めでトラウマに

「ようやく食べ終わって、ソファで『早く胃袋こなれないかな』と思いながら過ごしていると、『杏さん、甘酒美味しかったんでしょう?』と言って、義母が大きなマグカップいっぱいの甘酒を出してきたんです。なんのいやがらせかと思いました。いや、好意なんですけど…。 甘酒 そもそも甘酒ってそんなに大量に飲むものでもないような……しかもすでに水も入らないくらいおなかいっぱいなんですが。それでも好意を断るわけにもいかず、修行のようにすべて飲み干しました。もしも残したりしたら『神社の甘酒は美味しくても、うちの甘酒は口に合わなかったのかしら……』とか思われそうで怖くて」  その場はうまく取り繕った稲田さんでしたが、大変だったのはその後です。

甘酒のトラウマで離婚!?

「家に帰ってから猛烈に吐きまくって、3日間寝込みました。それ以来、甘酒の匂いをかぐだけでも気分が悪くなります」  甘酒が一生のトラウマになってしまったもよう。気遣いはもちろんしなければいけませんが、3日寝込むほどストレスだったのでしょうか。その後、結局は離婚してしまったという稲田さん。まさか甘酒が原因?? 【他の回を読む】⇒シリーズ「女の人生、悲喜こもごも」の一覧はこちらへ <文/和久井香菜子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
和久井香菜子
ライター・編集、少女マンガ研究家。『少女マンガで読み解く 乙女心のツボ』(カンゼン)が好評発売中。英語テキストやテニス雑誌、ビジネス本まで幅広いジャンルで書き散らす。視覚障害者によるテープ起こし事業「合同会社ブラインドライターズ」代表
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