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40代女性の6人に1人が「夫以外と親密に付き合ってもいい」。不倫はタブーじゃなくなった?

「配偶者間のセックスレス化の最大要因は性生活に女性の意思が強く反映した結果」とする調査報告を「日本性科学会セクシュアリティ研究会」(代表:荒木乳根子 田園調布大学名誉教授)がまとめた。
中年夫婦

※イメージです(以下、同じ)

 40~70代の男女を対象に、2000年に有配偶者、2003年に単身者、2012年に有配偶者と単身者のセクシュアリティの実態を調べた結果を分析した。データはやや古いものの、荒木代表によると、2012年調査での顕著な変化は夫婦間のセックスレス化であったという。  それに伴って、マスターベーションや、配偶者以外の異性との親密な付き合いも増えていた。11月に開かれた日本性機能学会の学術総会で「中高齢者の性生活の知恵 女性の観点から」と題する荒木代表の講演を聴いた筆者がいくつかの興味深い数字を読み解く。

高まってきた、性生活に対する「NO」の意思

 荒木代表は、セックスレス化を招く最大要因を「性生活に対する女性の強い意思の表れ」と捉える。背景には、就労女性の増加がある。経済力を持つことで、家庭内での力が相対的に強くなるからだ。  夫婦の性生活を重要視しない女性が増えてきたことも、夫に対する「NO」の意思表示を促していると考えられるという。例えば、配偶者との性交渉を望み、実際に月1回以上行っている人の割合を2000年と2012年で比較すると、男性は78%から44%、女性も79%から68%に減少した。  この数字は、男性の半数以上が「妻との性生活を望みながら、実現できていない」ことを物語る。女性が「NO」を突き付けているからに他ならない。

40~50代で特に顕著なセックスレス化

セックスレス、破局離婚不仲夫婦カップル セックスレスの実態を2000年と2012年で比較すると、各年代とも確実に増加傾向を示している。特に顕著なのは40~50代だ。男性は40代が2.5倍、50代が2.7倍。女性は両年代とも1.8倍だった。  女性の場合は閉経以降、性欲が減少することによって自然にセックスレスになるという見方もできる。前項で見た女性側からの積極的なセックスレス化とは異なる事情といえるだろう。  これに伴い、マスターベーションをしている人の数は全体的に増加。特に男性の40~50代は性欲解消の手段として用いている。月1回以上した人の割合は有配偶者の男性で40代71%、50代62%、60代40%だった。同様に女性は40代31%、50代16%、60代9%であった。男女とも加齢に伴い、比率は下がる。
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不倫は必ずしもタブーではなくなった?
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