<後編>脳死状態になることも…自殺を考える人に“もう一度だけ”あがいてみてほしい理由<yuzuka×よしむら香月>/2021人気記事BEST5
まともに生きようとしすぎると、疲れてしまうから
よしむら:自死を選んだ人は自死を選ぶ以外になかったのだと思います。その気持ちは決して否定したくない。だけど患者さんの姿を見ていると、どうしてもその姿を望んでいたとは思えないんです。だから今現在、自死が選択肢の中に入っている人には、他の選択肢も探してみてほしいです。
もしかしたら、それ以外に選択があるかもしれない。探せば、見つかるかもしれない。どうかそれを、見つけようとしてほしい。僕はそんな気持ちで、これからも作品を描き続けます。もちろん辛かったら、僕にもメッセージをください。
<取材・文/yuzuka>
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<悩みを抱えたときの相談先>
・こころの健康相談統一ダイヤル
0570-064-556
※相談対応の曜日・時間は都道府県によって異なります。(一覧はこちら)
・#いのちSOS(特定非営利活動法人 自殺対策支援センターライフリンク)
0120-061-338(フリーダイヤル・無料)
※毎日12時から22時
・よりそいホットライン(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター)
0120-279-338(フリーダイヤル・無料)
岩手県・宮城県・福島県から 0120-279-226(フリーダイヤル・無料)
・いのちの電話(一般社団法人 日本いのちの電話連盟)
0570-783-556(ナビダイヤル)
※午前10時から午後10時。IP電話(アプリケーション間の無料通話を除く)からは03-6634-2556(通話料有料)へ。
・厚生労働省「まもろうよ こころ」
※電話相談、SNS相談の方法や窓口の案内
- 『自殺を考えている人へ』(提供:よしむら香月さん)※タップで次の漫画が読めます。
- 1コマ目は2018年度の「自殺で亡くなった人数」(警察庁発表)と「自損(自傷)行為による救急搬送人数」(消防庁発表)をもとによしむらさんが概算したグラフ
yuzuka
エッセイスト、脚本家。元精神科看護師と夜職の経験あり。著書『埋まらないよ、そんな男じゃ。』他3冊。「五反田ほいっぷ学園」「愛の炎罪」等原作脚本
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