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鬼滅ブームにのった副業で大失敗!大量の在庫をかかえてバイトの日々

仕入れたコスプレ衣装がほとんど売れ残りに

 このときすでに2020年9月中旬。コロナ前は船便で輸入していましたが、コロナ禍では検疫が厳しくなり、到着に1か月以上かかると言われたとか。 「そこで急遽、航空便に変更したのですがこれがまた輸送費が高くて。コスプレ衣装も他の服に比べると1枚2000円ほどとやや高額で、仕入れ値と輸送費で合計で50万円以上かかってしまいました」  思わぬ出費でしたが、昨年のハロウィンはそれでしっかりと稼ごうと思っていた松本さん。しかし、致命的なミスを犯してしまうのです。 「商品到着後、アニメやコスプレ好きに友達に『炭治郎の衣装ばかりそんなに仕入れても売れないと思うよ』と言われたんです。なんでも、他に人気キャラがいてそっちの衣装も仕入れないと売れる見込みがないと言われました。  さらに『コスプレって複数人でそのアニメキャラをやることが多いから、単品で売るのは難しいと思うよ』とも言われました。コスプレの知識をまったく知らなかったので目からウロコでしたね。しかも、商品が到着してフリマサイトで出品できたのはハロウィンの2週間前。すでに鬼滅のコスプレ衣装は出回り尽くしていて、私が仕入れた衣装は十数着は売れたものの、大量に在庫を残したまま今もクローゼットの奥に眠ったままになっています……」

転売業にはさまざまなリスクが

段ボール いくら人気商品とはいえ、まったく知識がないジャンルに飛びつくのはリスキーです。松本さんはこれに懲りて現在は在庫を格安で販売しながら、アルバイトに戻りましたが、生活はかつかつだといいます。  昨年、大フィーバーした『鬼滅の刃』グッズは公式以外のグッズが大量に出回ってしまっており、今でも大量の在庫処分を多く抱えてしまっているお店も少なくありません。  どちらにせよアニメのコスプレ衣装を売る際は、著作物に該当するかの注意が必要となっていて、2013年には戦隊ヒーローのコスプレ衣装を製造販売していた業者が東宝の著作権を侵害した容疑で逮捕されるという事件も起きています。  せどりは副業として人気は高いですが、浅はかな考えで始めるとこのような落とし穴にハマってしまうことも。個人で仕事を始める際には十分に注意するべきだと思います。 【他の回を読む】⇒「お金がない…女の生活苦シリーズ」の一覧はこちらへ 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ <文・取材/結城>
結城
男女観察ライター。鋭い視点で世の男女を観察し、 夫婦問題からイタい火遊びまで、幅広いエピソードを華麗に紡いでいく。Twitter:@yuki55writer
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