では、オリヴィアをスター歌手に押し上げたデビュー曲「drivers license(ドライバーズ・ライセンス)」とはどんな曲なのだろうか?
実はこちらの曲、オリヴィアが主演したドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』で共演したジョシュア・バセットとの別れを歌った失恋ソングといわれている。
俳優で歌手のジョシュアは、オリヴィアとの交際が取り沙汰された一方で、先輩シンガーで元ディズニースターのサブリナ・カーペンターとの熱愛説も浮上。オリヴィアは曲のなかで
「あのブロンドの子」「彼女は私よりずっと年上」と歌っており、元彼に他の女性の影がチラついていることをほのめかしている。そのため、この曲がオリヴィア、ジョシュア、サブリナの三角関係について歌ったものではないかと話題を呼んだ。
その後リリースした楽曲でも数々の記録を更新したオリヴィアだが、今年5月にリリースした曲「good 4 u (グッド・フォー・ユー)」でも、「
良かったね。すごくうまくいってるよね。私がいなくても」と元彼への恨み節が炸裂している。
「それは公の場では言わないほうがいいんじゃない?」と言われる
オリヴィアの想いが赤裸々に綴られた楽曲が収録されているアルバム『サワー』も、今年5月にリリース。全米アルバム・チャート初登場1位を獲得した。
オリヴィア・ロドリゴのデビュー・アルバム『サワー』
(※画像:Amazonより)
シングル同様、アルバムでもヒットを飛ばしたオリヴィア。曲作りをするうえで、自分の思いを曲にする楽しさについて語っている。
「私は、人間の弱さを歌で表現することに、抵抗を感じたことはないのよね」
「
私はいつも大っぴらな方で、周りから『それは公の場では言わないほうがいいんじゃない?』と言われるくらい。すごく正直な気持ちを曲にするのが好きなのよね」
2022年2月に開催される
「第64回グラミー賞」の「年間最優秀アルバム賞」を含めた計7部門にノミネートされているオリヴィア。グラミー賞受賞とともに、今後の活躍にも期待が高まっている。
<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>