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世界的シンガー53歳、コロナで急死。ツアー中に緊急入院していた

多国籍な4人組ボーカルグループに加入。世界の音楽シーンを席巻

 生まれながらのパフォーマーを自認するカルロス。6歳のころには、生まれ故郷のドイツで800人の聴衆を前に歌を披露し、10歳になるまでに2枚のアルバムを制作した。のちにスペインに移住し、音楽を学びながら、ミュージカルやオペラなどで活躍した。  その後、2003年に結成された男性4人組のボーカルグループ、イル・ディーヴォに加入。イタリア語で「神のようなパフォーマー」、もしくは「男性版ディーヴァ」を意味するイル・ディーヴォは、アメリカ出身のデイヴィッド・ミラーフランス出身のデイヴィッド・ミラースイス出身のウルス・ブーラー、そしてスペイン出身のカルロスで構成される多国籍グループ。  2004年11月のデビュー以来、これまでのアルバム・トータル・セールスは、全世界で2,600万枚以上を記録している。

東日本大震災の復興支援に尽力

 カルロスは、他のメンバーとともに親日家としても知られ、これまで頻繁に来日を果たしている。2011年の東日本大震災後は、被災地の復興支援にも尽力。NHKの復興支援ソング「花は咲く」の英語版をリリースして世界に配信し、2012年3月のジャパン・ツアーでは、日本語で「故郷」を熱唱、日本人を勇気づけてくれた。  震災から10年を迎えた今年3月には、日本のファンに向けた動画をインスタグラムに投稿。こんなメッセージを送ってくれた。
「日本は私たちにとってとても大切です。私が日本が好きな理由はみんな、人生において前向きだということです。とても尊敬しています。またみなさんに会えることを私はとても楽しみにしています。早く、みなさんにまた会いたいです」  これまで私たちを魅了し、ときに励ましてくれたカルロスの美しい歌声。これからも大切に聴き続けたい。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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