米人気ロックバンド「クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ」のジョシュ・オム（48）に、またしても接近禁止命令が下された。元妻ブロディ・ダル（43）と交際中のパートナーが、ジョシュから脅しを受けたとして、裁判所に申し立てたという。昨年には、ブロディとの間に生まれた娘と息子たちが、ジョシュに対し接近禁止命令を申請している。 　今回、ジョシュへの接近禁止命令を申請したのは、ジョシュの元妻であるブロディと現在交際中のガナー・フォックス氏。芸能ゴシップサイト『TMZ』が入手した文書によると、フォックス氏は、ブロディと付き合い始めた2000年頃より、ジョシュから「殺してやる」と脅されるようになったという。 　そして、昨年のクリスマスイブには、カリフォルニア州のショッピングモールで買い物をしていたところ、ジョシュが近づいてきて、喧嘩を吹っ掛けてきたという。 　フォックス氏によると、ジョシュはアップルストアで「お前を殺してやる」と同氏を脅迫。店を出てからも、ジョシュは再び近づいてきて同氏を罵り、2階のバルコニーから投げ捨ててやると脅したそうだ。実際、ジョシュは同氏の腕をつかみ、爪を立て、バルコニーから落とそうとしたという。命の危険を感じたフォックス氏は、警察に通報。しかし、警察が到着する前に、ジョシュはショッピングモールを後にしていたそうだ。 　フォックス氏はさらに、現在ブロディや彼らの子供達と暮らしている家にジョシュが侵入し、車のタイヤを裂いたと主張している。 　訴えを受け、裁判所はジョシュに対し、フォックス氏と子供たちの50ヤード(約46メートル）以内に近づかないように求める一時的な接近禁止命令を下した。