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これぞ最強の「おうち唐揚げレシピ」。10年追求してたどり着いた至極の味

味付けのポイントはウスターソース

 この下処理が終わった段階で、鶏肉1枚につきウスターソース大さじ1、塩麹大さじ2、五香粉小さじ1/4、白コショウ小さじ1/8を加えてビニール袋の中で揉み込みます。  これを最低30分は常温でおいておきましょう(前日に仕込む場合は冷蔵庫へ)。下味にニンニクや生姜を加えても良いですが、私は鶏肉本来の味を堪能したいので、いつの頃からか一切加えなくなりました。  下味がついて、揚げていく段階になったらビニール袋に片栗粉大さじ2を加えて全体をコーティングさせます。この段階でもしっかり揉み込むようにしたほうが仕上がりに一体感が生まれて味わい深くなります。
ビニール袋の中で完結するので、手が汚れない

ビニール袋の中で完結するので、手が汚れない

 ここまでくれば、あとは油で揚げていくだけです。

揚げる温度は160度。通常よりもやや低め

ウスターソースは焦げやすいので、低温で揚げる

ウスターソースは焦げやすいので、低温で揚げる

 鶏肉の皮側を下にして160度の油で揚げていきます。  唐揚げと言えば170度で揚げるのが定番ですが、ソースは焦げやすいため、やや低めの温度で調理するのがオススメ。3分じっくり揚げて、上下をひっくり返し、3分上げれば完成です。
予熱で火を通すくらいが理想的

予熱で火を通すくらいが理想的

 1枚でかなりのボリュームがありますから、2枚揚げれば家族でもしっかりシェアできるでしょう。  1枚を切り分けて食べるのもよし、そのままがぶりとワイルドにかぶりつくスタイルも楽しいと思います。
1枚を切り分けてみました。1口大の唐揚げを揚げるのは時間がかかりますが、これなら火の通りも良くて意外と簡単です

1枚を切り分けてみました。1口大の唐揚げを揚げるのは時間がかかりますが、これなら火の通りも良くて意外と簡単です

 気になる人はぜひ試してみてください! 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます <文・写真/食文化研究家 スギアカツキ>
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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