小学生のスマホやりとり、監視する保護者が63%。“裸の写真を送り合う”などトラブルも
家庭でのチャットなどへのルールや対策は?
「子どもがチャットなどを利用している」と答えた保護者671人に、家庭でなんらかのルールを設けているか聞いたところ、ルールが「ある」と答えたのは61%となりました。
多かったルールは、「時間制限」や「言葉遣い」について。子どもが“チャットトラブル”に巻き込まれないために、保護者もさまざまな対策を行っていました。
子どものチャット、保護者はどこまで踏み込むべき?
世代別の結果を見ると、「チェックしたことがある」と答えた人が最も多かったのは、こちらも小学生の保護者で62.6%でした。子どもの世代を重ねるにつれて、その数は少なくなっていきました。
高校生の保護者からは、「親に知られたくない話もあるだろうから」「本人の行動を信頼している」とプライバシーを尊重する声が多い一方で、「犯罪などに巻き込まれていないか心配だから、本当は見たい」という心の葛藤もあるようです。
多くの子どもたちがインターネット端末を使用する一方で、調査ではトラブルに発展したという声もありました。
子どもがトラブルに巻き込まれないために、保護者たちは家庭でルールを設けるなど、試行錯誤していることが伺えます。端末の使用を禁止するのではなく、子どもが自己管理のもとチャットなどに向き合い、使い方を学んでゆくことが重要になってきているのかもしれません。
【調査概要】
調査時期:2021年12月7日~2022年1月10日
調査方法:インターネット
調査地域:全国
調査人数:インターネットに繋がる端末(スマートフォン、タブレット、パソコン、ゲーム機など)を利用している小学生~高校生の子どもの保護者1024人
調査内容:子どものチャットなどの利用に関するアンケート
<文/女子SPA!編集部> 1
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