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2月11日は一年でもっとも運気が高まる「初午いなりの日」。食べるとさらに福を招くのは…

 2月11日は、一年でもっとも運気が高まる日とも言われている「初午(はつうま)いなりの日」です。この日に「いなり寿司」を食べるとさらに福を招くとされています。
稲荷神社

※イメージです(以下、同じ)

「初午」は“2月最初の午の日”のこと

「初午」とは、2月最初の午(うま)の日のこと。カレンダーがなかった時代は、1日を子(ね)、2日目を丑(うし)というように、十二支に当てはめて日付を数えていました。その数え方で、新暦2月の最初の「午」にあたる日を「初午」としているところが多いようです。  初午の日は毎年日付が違い、神社の宗教や全国の場所によっても微妙に異なります。今年、2022年は2月10日にあたりますが、日本記念日協会に登録されている「初午いなりの日」は2月11日です。 「初午の日にいなり寿司を食べる」という習慣を広めるために、一般社団法人・全日本いなり寿司協会が2017年に制定。初午となる日に近い国民の祝日・建国記念日と同じ日に登録されました。

なぜ初午の日にいなり寿司を食べるの?

いなり寿司 もともと、初午の日には稲荷大社に穀物の神様である稲荷神が降臨したとされ、全国の稲荷神社で行われる「大祭」では、商売繁盛、開運、家内安全、豊作を祈願します。  この日は稲荷神社のお使いであるキツネの好物である油揚げがお供えされるようになりました。  やがて、油揚げには神からもたらされたお米を詰めるようになり「いなり寿司」という名称で親しまれるようになったのです。こういった経緯があり、「初午の日はいなり寿司」という習慣が生まれました。
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いなり寿司は進化中!インスタ映えするものも
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