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仕事相手の中国人の御曹司に1000万円貰って困惑、彼氏がいると伝えると

「お金の返却は絶対にしないでください」

 メールを送信して一時間も経たないうちに「あなたの状況は分かりました。お金の返却は絶対にしないでください。私は神様にお願いするので心配しないでください」というメールが届きました。  1000万円という大金は、どうしても受け取ってもらえません。 「会社としての契約は既に完了していましたし、これは先方の一方的な申し出で、返却を申し出たのに頑として受け取ってもらえなかった、だから大丈夫だ、と自分に言い聞かせることしかできませんでした」  実は美久さんは一か月後には寿退社の予定で、間もなく結婚式を挙げる予定になっていたのです。

マイホームの頭金に消えた1000万円

マイホームの頭金に消えた1000万円 それから数年後、二人の子どもを育てる専業主婦になっていた美久さん。 「一人目の子どもができた時に、マイホームを建てました。その時に頭金にしたのは、御曹司からもらった1000万円です。夫には、独身時代に貯金していたと偽っていて、本当のことは話していません」  あれから御曹司からの連絡は一度もなく、美久さんも自分から連絡を取ることはしていません。夫に打ち明けられないこともあって、未だに罪悪感でいっぱいだそうです。 「私はいったいどうすることが正しかったのでしょうか」  自宅を見上げるたびにそのことについて考えがよぎるそうです。 【他の回を読む】⇒シリーズ「夫・彼氏に隠している&隠されていたトンデモないこと」の一覧はこちらへ 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <文/浅川玲奈>
浅川玲奈
平安京で生まれ江戸で育ったアラサー文学少女、と自分で言ってしまう婚活マニア。最近の日課は近所の雑貨店で買ってきたサボテンの観察。シアワセになりたいがクチぐせ。
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