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月3000円プラスするだけで食生活がグレードアップする“たった一つの食材”

 一つだけ選ぶなら……。 image1「毎日、少しでもおいしい食事を楽しみたい」という願いは、多くの人が望んでいることですよね。しかも食生活は日々の連続ですから、わがままを言えば、“なるべく無理のなく負担なく”が理想的。  リピートできるような値段感であること、そして忙しい中でも料理できるレベルであることも重視したいポイントです。もし“一つの食材”だけを適度にレベルアップさせて、日常の食生活をグーンと豊かにしてくれるとしたら……皆さんはどんなアイテムを選びますか? 「やっぱり、一から取るお出汁でしょ」「朝ごはんに欠かせないお米だな」「断然コーヒーでしょ!」と、お考えはさまざまだと思います。そこで今回は、私自身が実践してもっともグレードアップ実感が高かった食材をご紹介したいと思います。 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます

私のおススメは、「鶏肉の格上げ」

地鶏の生産量日本一として広く愛されている「阿波尾鶏(あわおどり)」

 地鶏の生産量日本一として広く愛されている「阿波尾鶏(あわおどり)」

 最初に結論から言うと、私の答えは「鶏肉」です。  もっともリーズナブルな「ブロイラー」が悪いわけではありません。無臭に近いことや、柔らかい食感は幅広い用途に活用しやすく、低価格(もも肉64.9円、むね肉34.4円/100グラムあたりの東京の卸売価格、2021年12月時点)である点は圧倒的な魅力でしょう。  しかしながら、これを少し格上げしてみたときに、ハイスペックな鶏肉は、いったいどのくらいの価格帯なのかを見ていくと、スーパーやデパートなどで高い鶏肉を探しても、500円、1000円を超えることってなかなかありませんよね。つまり、牛肉や豚肉に比べて手に届きやすいということ。

飼育方法や熟成方法でさらにおいしくなる

飼料や熟成…おいしさの違いは、鶏の種類だけではなかった。

飼料や熟成……おいしさの違いは、鶏の種類だけではなかった

 しかも、特筆したいのは「その差が素人にもわかりやすい」という点にあります。おいしい鶏肉の条件について、地鶏の生産量日本一を誇る「阿波尾鶏(あわおどり)」を生産する貞光食糧工業に聞いてみたところ、次のような回答を得ることができました。 「地鶏」というのはそもそも規格で決まっていますが、飼育方法や熟成方法にこだわることで、さらにおいしい鶏肉になります。つまり、本当においしい地鶏は、歯ごたえがあるのにやわらかいこと、うまみがしっかり感じられること、料理を選ばずに広く使えることだと思います。  言葉で聞くだけでもおいしい想像ができてしまいそうですが、今回は実際に地鶏をいくつか集めて、どれほどおいしいのか実食してみることにしました。
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地鶏でも種類が違うと味も違った
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