「もしかしたら、ずっと人前に出られないかもしれないから私のことは気にせず、新しい出会いを見つけてください」
里奈さんは、そんな言葉をしたためたメッセージを送信しました。
すると、彼からは「それ、本気で言ってるの? 冗談だったら、笑えないんだけど」という怒りの返信が。もしかしたら、この人は私のことを本気で思っていてくれたのかもしれない。そう感じ、里奈さんは心苦しくなりましたが、それでも決意は揺らがず。再び、新しい出会いを求めてほしいと彼に送りました。
ところが、その後、彼から返ってきたのは目を疑うような文面でした。
「ってかさ、病気とか絶対嘘でしょ?(笑)連絡取りたくないなら正直にそういえばいいのに、だるい女。それに、もし本当だったとしても治るって前向きになれない人間なんやね」
思いもよらない返信に、里奈さんは号泣。病気を疑われたことや人格を否定されたことに、強いショックを受けました。
「傷ついた、さすがにひどいって連絡したけど、返信はありませんでした。メッセージを送った後、彼はすぐに私をブロックしたみたいです」
病気の発症から半年経った今もなおリハビリを続け、顔の完全回復を望む里奈さん。頑張り屋の彼女にこれから先、多くの幸せが訪れることを祈っています。
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<取材・文/古川諭香>
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:
@yunc24291